新党「日本」

今朝、田中康夫がテレビに出ていた。
基本的にはその理念は素晴らしいものだと思うのだけれど、どうも理由が不明確な部分が多いのだ。どうせやるなら、一緒になってる元自民党(何回うっても自問党と打ち間違えた。笑える)の方々を表に引っ張り出さねばならんのだ。
今の日本の政治は停滞しているとかいうけれど、決してそんなことはない。
地方から政治は動いているのだ。もっと地方や民間に権限を委譲しないといけないのだ。
そういった流れの中での郵政民営化なのではないか。だったら田中康夫が反対している根拠はどこにあるのだ。巻き込まれただけではないのか。
今テレビに出ている政治屋の方々の中では、比較的理解しやすいことを言っている田中康夫だからこそ、出来ることがあると思う。
とりあえず今ある政党の中ではマシな考えを持った新党だと思った。テレビの一部では。
とりあえずマニフェストだとかなんとか持て囃されて数年、そのマニフェストはどこまで達成したのかどこも公表しないのはなぜなんだろう。あくまでマニフェストは政権選択の材料に過ぎないんだろうか。なんでもっと選挙後に前面に押し出して報道されないんだろう。マスコミのエサにならないからなのかもしれないけれど。
はっきりいうと、選挙ってのは理念を争うものであって、具体的なことを詰めるのは国会で審議すればいいことのはず。それが国会で審議ができないから、選挙で具体的なことを前倒して述べなくてはならなくなっているのではないだろうか。
いろんな考えがあることは承知しているけれど、ある意味小泉首相の解散劇は波紋を呼んでいる。たぶん投票率は上がるだろう。投票日が台風でなければ。