女子高生に感服

今日の仕事中「夏油温泉に行きたいんですがどうしたらいいんでしょうか」的ことを聞かれた。バスは北上から出ているが、どうやら途中駅で降りて向かいたいとの要望。
さて困った。タクシーもあるかどうか分からないし、宿もとってないとのことなので迎えも難しい。
こうなったら勇気を出して、降りる高校生にタクシーが駅前にあるかどうか聞いてみる。
2、3人空振りし、お客さまも諦め気味。そして最後の二人組。聞いてみると「あったような気がする」「なくても呼べばすぐ来るよ」とのこと!すげー。聞いてみるもんだ。
その後、その二人の女子高生はお客さまを連れてタクシーを探しに行ってくれた(ように見えた)。今の女子高生、捨てたもんじゃない。
それにしても最近の旅行に関するニーズは本当に多岐に渡るし、そもそも行き先を決めないで旅行に来る人が多くなってきているような気がする。それだけ旅行の自由度が高まったとも言えるし、旅行に関しての安全が保障されてきている(保険とか含む)とも言えると思う。このことは自分としてはすごく良いことだとは思うのだけれど、やっぱりこういった旅行をする人はまだ少数派。もっと旅行者の方には現地の土地の生の情報をつかんでほしいと思う。観光雑誌もパンフレットもいいけれど、その土地に暮らす人でないと知り得ないことのほうが心に残ることになるんではないでしょうか。
そんなことを考えた一日。