秋田トライアスロン芭蕉レース象潟大会

最初からけっこう長い割によく分からない大会名だなあとはおもっていたけれど、なんとか今年も完走。
けれど、大会のさびれ具合にはちょっとびっくり。
ボランティアの人には頭が下がるけれど、大会役員の人があまりよろしくない気がする。慣れるのはいいことだけれど、慣れすぎてはいけないのかなと思った。
来年は合併も控えているみたいだし、新にかほ市のお荷物にならないことを願うばかり。
そんな思いを、パンクしてレースの終盤を走ることになって、痛切に感じた。
確かにレースとして速さを競うことを目的とする人がいることは当然。
そして初めての大会に賭ける人がいるのも当然。
それでも1分1秒を競う中で、自分のレースだけに手一杯になってはいけないような気がする。
レース中、いろんなことがあった。
自分がバイク走行中に、右車線から強引に割り込んでくる車(県外ナンバーだった)。けっこうびびった。地元のボランティアの人が一生懸命止めてくれた。
ランのときには終わったら表彰式でビールが待っているといったおじさん。発泡酒ですかと聞いたら、ラガーだと言っていた。表彰式会場で配られたのは淡麗だったけど(笑)。
自分のボランティアの持ち場が終わってゴール間近で並んで応援してくれた中学生。よく分からないけれど、ハイタッチしてくれた。なんか嬉しかった。
ゴールでは余裕のゴールとか放送されたけど、気持ち的な余裕は持っていたいと思っていた。
最近、自分自身いろんなことがあった。レースに限らず、生活そのものをもっと自分に無理せずに生きなければと、象潟のレースが教えてくれた気がする。
ぎりぎりの体力の中で触れる暖かさの中に、殺伐とした気分を忘れさせてくれる部分があるように思う。
だんだん参加者も少なくなって、来年も開催されるのかあまり信じられないけれど、来年も米をもらいに行かなければ、と思っている。