衆議院解散

衆議院が解散した。
こんなとき本当に思う。マスコミに踊らされてはいけない。
マスコミは結局何を言いたいのか、どういう情報操作が行われているのか、それぞれ見極めなくてはならない。
見極めるというよりは、何が自分にとって一番納得の得られる答えかということを探さなければならないと思う。真実は立場の数だけ無数にあると思っている。
はっきりいって郵政民営化はやってもいいと思っている。
基本的に民営化することによって全国一元のネットワークが維持できるかどうか、というところが反対論の主の部分のような気がするのだが(てゆーか庶民が一番感じやすい部分)、そんなのは民営化しようとするまいとできていないものはできていないような気がする。
首相の目的は郵貯簡保なんだと思うけど、郵便がどんな仕組みなのか庶民には理解しがたいような気がする。
結局民営化しても何をやっても、郵便が国の支援を受けていくような仕組みは残されると思われるし(まあ郵政法案の中身をよく分かってないのですが)、民営化して郵便事業が国から完全に独立できたとしても、郵便が国に守られているという意識は国民から消えることはないと思う。郵便局員は立場的につらくなる部分があると思う。
言ってしまえば、民営化の鍵を握っているのはむしろ我々国民であって、国民が今議論されようとしていることにもっと関心を持たなければならないと思う。
そういう意味で、今回の衆議院の解散は小泉やるなという感じでとらえている。
こうでもしなければ今の国民に考える機会は与えられないのではないか。もしかしたら投票率はあがるかもしれない。単純なんで。
ですから、自民党さん、くだらない公認非公認とか刺客とかそういう表現を自ら使うのはやめていただきたい。笑いながら政治を道具に使うのは見苦しい。政治家は事を風刺をするのが仕事ではないし、もっと国民を満足させるような意識を持っていただきたい。
むしろそういう政治家を高く高く持ち上げている高慢ちきな人たちや、上流階級の人たちがそうさせているんだろうけど。
なんかひがみっぽいのでこの辺で(笑)。