なぜ列車の床に座ってはいけないか

前にも書いたけれど、ちょっとおいおいと思うことがあったので書いてみます。
今日、小学生のけっこうな人数の団体が乗っていまして、まあ遠足なのか旅行なのかワイワイにぎやかに楽しそうに微笑ましく乗っていました。
朝からハバネロを食べたり、カード(カードダス?古いか・・・。遊戯王?もうないか・・・)ゲームをやったり、空いている車内だったので楽しそうだなと思って見ていたんです。
が、しかし、時間も経ってふと目を離したとき、少年数人が床に座って座談会。うーむ。参ります。注意すべきか(まあ本来注意すべきなんだろうけど、先生もけっこういたので自重)悩みつつ、少し様子を見てたんですが、しばらくそのままだったので、意を決して列車が混む前に笑顔で(ひきつってたかも)ちょっと注意しました。それを見た先生がひと言。
「ほら怒られた!」
なんじゃい、そりゃ。気付いてたんなら注意しましょうよ。
そしてしばらくはその少年たちも和気あいあいとしてたんですが、再び床に・・・。そして再び先生のひと言。
「怒られるからやめなさい」
理由、俺かよ! いろいろ大変なのは分かるんだけど、俺を理由にされても違和感あります。
別段、列車内にいるときまで散々注意する必要はないと思うんですが、こういうのって常識というよりモラルだと思うんですよ。
一般的に床に座らないように言われる理由は2つあるそうです。
①床に座ってると急ブレーキや揺れで倒れたときにケガをしやすい。立っている人がいるとつまづいて二次災害。
②下からの目線になるので女性が気になる。
ということらしいです。というよりもトイレ前に座る方々の気持ちがあまり分かりませんが。
世の中、常識を破ることは必要だと思うけど、モラルを破ることと勘違いしてほしくないもの。別に反面教師でもいいと思うんです。先生が出来てないことを子どもに注意したっていいと思うんですよ。ただそれを子どもが「それ先生やってること矛盾してるよ」って思いながらも笑って許せる間柄で注意しあえばいいじゃないですか。なんか意味不明かな。
ともかく、今日はけっこうな人数の引率の先生いたみたいでしたけど、一緒にお菓子食べたり遊んだり、楽しむ行事なんだから大事なんだろうけど、もっと最低限のことは知っておいてほしいんです。
それとも先生にかまわずガツガツと、高校生に言うみたいに注意したらいいのかな。なんか気が引けるんですけどね。