協和の荒川焼

昨日「道の駅きょうわ」から電話が来て、以前造りに行った陶芸が出来上がったらしい。
前にも書いたけど、登り窯っていう窯で焼いてもらうように頼んでいたのだけれど、この時期に電話が来たってことは、間違いなく登り窯で頼んでたようだ(疑ってすいません)。
なんでもガス釜と登り窯ってのは出来栄えが違うらしいので、出来上がったものを見るのが楽しみ。
自分のはビアグラスなので、とりあえず美味いビールを用意して待ちたい。待ちたいってゆーか自分で取りに行かないといけないんだけど。
造りに行ったときは薪を一生懸命割っている最中だったんだけど、かなりの量の薪を割ったんでしょう。陶芸先生、お疲れさまでした。焼いてる時期にちょっと見に行けばよかったと若干後悔してますが、もし写真とかあったら見てきたいなと思う。
これも前に書いたような気がするけど、焼き物の世界ってのはその土地のものを中心にその土地で焼いてしまえば、まさに自分だけのオリジナルの焼き物となるらしい。つまり荒川焼ってのは昔からあったものじゃなくて、道の駅きょうわに陶芸の里を作ろうと自治体が計画して、そこにやってきた陶芸先生が開祖みたいな感じになる。すごい素敵なことだと思う。芸術の世界で生きていくことは一握りの人だけだろうし、そして暮らしていくことも大変なことなんだろうけど、せっかくそんな最初から創り上げる過程をちょっとは垣間見れたのだから、こっちも少しは嬉しい。
前は協和町の管轄だったんだろうけど、大仙市としても頑張ってほしい。楢岡焼とかあるから大変かもしれないけど。
伝統工芸は守ることも重要なことだけど、本当に守りたいという人がいると同時に、何が素晴らしくて何が誇るべきことなのか、そういうことを考えながら、保護というよりも共存すべく考えていってほしい。そう思います。