世界が呼んでいるような

最近、探検ロマン世界遺産という番組を見ています。
世界遺産の紹介番組なんですが、地元の人の話も交えていてなかなか面白い。
最近見た中ではシバームという街にかなり衝撃を受けました。
土で作られた高層都市を永く保つために日常的(数十年単位みたいですが)に補修がなされていて、その中で暮らす人の姿はまぶしく見えました。
世界には自分の知らない世界が多すぎるけど、やっぱり自分は知らない場所を見て歩きたいという衝動に駆られていくんだろうなと思います。
そして知れば知るほど遺産と比較した自分の生きる時間の短さを感じます。
数百年後にもしかして自分が触れたかもしれない自然や文化が遺産として残るのならば、それはどういった未来だろうかと。
もともと世界遺産は保護という観点から語られるべきなんだけど、どうしても観光という観点が入ってきてしまうのは仕方がないことだし、自分もそういう中で食わせてもらっているという部分も否定できないのも事実。
だからこそ少しでも保護であったりサスティナブルであったり、そういった意思をもって生きていきたいと思っています。
きれいごとだけど、生活するだけで矛盾は抱えてしまうだろうから、せめて少しでも役立てばと。
そんなことを考えました。