100分の1が自分を変えた

先日、大学時代の指導教官が退職を迎えたので、最終講義に行ってきました。
なかなかプロジェクトX風で面白かったです。さすがは英雄です。六郷に行きたくなりました。
思えば学生時代はあんまり仲良くなかった・・・かも。卒業してからの方がいろいろ世話になった気もします。最近大学時代を思い出せば、いろんな人にもっと素直になっておけばよかったなと思う場面もしばしば。もっといろいろ吸収しておくべきでした。
そんな指導教官ですが、当時「100枚の図を書いたら1枚使えるかどうかだ」と言われたことがあります。てゆーかそのひと言しか覚えてないかも(笑)。恩師かどうかといわれればよく分からないけれど、このひと言は今の自分には多大に影響を与えているような気がします。
行ったことを成果へと結び付けろと言われる現在、自分の中で浮かび上がるのはこの言葉だったりします。しかし妥協に妥協を重ねる自分がいたり、自分の意見に修正をかけるだけだったり、周囲の意見の中庸を取ることを良しとしたり。
煮え切らない気持ちの中で、ひとつの完成形を創り上げるためには最短のルートをたどるよりも、底辺を広げて登っていったほうがいいんだろうなと思っています。
自分を創る考えはそうそう変わるものではないと、行き着くところには行き着くだろうと、そう考えるちょっと寒い夜です。