ついに帰還

昨日、とうとう福島県から帰還しました。
無事に研修生活も終了し、今度は技能の講習が始まります。まだまだ先は長いなあと思ってはおりますが、まずはステップをひとつ登ったという感じでしょうか。


今回の研修を通じて、さまざまな経験をさせてもらいました。いろいろな人との出会いや共同生活の楽しさというものをかみ締めながら、3ヵ月半を過ごすことが出来ました。途中挫折しそうになったことや、引きこもりがちになったこともありましたが、いろいろな自分を発見できました。


思えば、生まれて初めて親から与えられた本は、病院の待合室で自分があまりにも泣いているので買ってくれた、ショベルカーの本でした(ブルートレインだったかも)。そうしたらどうやら自分がピタリと泣き止んだらしく、味を締めた親がたまに病院の売店で買い与えることで、自分の乗り物好きは加速したようです。当時の記憶は曖昧ですが、エアクラフトみたいな飛行機の模型?を一所懸命作っていた気がします。


そしてそれから、乗り物の図鑑を買ってもらいました。鉄道とか車とか。
そうこうしているうちに小さい頃の自分は、乗り物と昆虫採集に明け暮れていました(笑)。
昆虫はトノサマバッタノコギリクワガタがお気に入りで、特にトノサマバッタのオスを崇拝していました。
乗り物は、乗り物に乗れば自分が行けないところにも行けるという子供ながらの憧れで、車両には全く興味がなかったように記憶しています。そのためその興味の方向は次第に地理へを移行していき、社会科の道を志向するようになります。


社会の先生になりたかった自分は、それ一本で高校、大学と進学するも、最終的に就職し現職へといたります。
そして、今年。
紆余曲折はありましたが、あとは何も悩むことはないのかなと、この一ヶ月で考えています。
自分の志向する道は結果的に貫けているのかもしれないと、そう思っています。


今年の秋までまだまだ道は長いですが、自分を信じて努力したいと思います。
今まで散々迷惑をかけた、周囲の人に本当に感謝しています。ありがとうございました。