今日は一日いっぱい病室で、地震のニュースを同室の人達と見聞きしていた。
節電のためテレビをつけるときは代表のテレビ一つ、そして大半はラジオかワンセグで。
唖然としながら、時折来る余震にも気を遣いながら、ただ自分が生きていること、家族が無事なことを噛み締めていた。
いとも簡単にライフラインが寸断されて、ようやく今の生活で何に頼っているかわかる。
電気と水。そして人。
そんなことを感じながら、自分は動くに動けない病室のベッドの上。
映像だけでこんなにも辛くなる、実際に目の当たりにしていたらどうなったろう。
自分は運がよかった、そう思います。