象潟トライアスロン

今年も象潟トライアスロンに参加してまいりました。
 
思えば象潟でトライアスロンデビューしてから15年。象潟に出ることが目標だった当時、必死に泳ぎを覚え、たくさんの先輩に囲まれてゴールを目指したことが昨日のように思い出されます。
そんな今年は、先輩の結婚パーティが重なり、あの当時の面々が集まっての象潟大会になりました。やっぱりトライアスロンはこうでなくちゃ!という楽しい大会でした。
 
大会当日は朝に象潟入り、天候は雨。正直バイクのブレーキが効くのか一番不安な中でのバイクセッティング。
久しぶりに会う面々で話をする中、バタバタと準備を済ませ、ウェットを着込んでいると、スイム半分とのアナウンス。
スイムの練習が全くできなかった状況ながら、せっかくだからしっかり1.5km泳ぎたかったなあと思いながらスタート。
 
泳ぎ始めると、やっぱり全く泳げない自分。感覚だけで泳ぎ続ける。練習不足は顕著だなあと反省しきりでスイムアップ。浜に上がると15分弱くらい。意外に速いぞ、自分(笑)。
浜では親と止まって立ち話。緊張感ゼロ…。トランジットも座ってゆっくり。やはりこれが最大の課題。スイムの後、もう少しスムーズにしないとなー。
 
バイクに向かうミニランで、少しずつペースを上げていく。身体の状態と疲れを確かめながら気持ちを落ち着かせてバイクへ。多分最後のランでは脚が攣っても走れる自信はあったので、あとはバイクでどこまで追い込めるかだと考えていました。
 
 
バイクがスタートしてからの最初の10%の連続する上り坂では脚を使わないように軽いギアのダンシングで上り、応援には全部応えながら走り続けます。
上りをクリアしたあたりでふくらはぎが攣り始めたものの、内から出てくるパワーに任せて35km/hを下回らないようにペダルを踏む。踏んでいる感覚で調子の良さを実感。あとは最後まで持つかどうか。
 
それにしても未だにTTバイクに慣れていないんですが、スピードに乗ったあとの伸び具合が半端ないですね。今回のバイク、楽し過ぎました。絶対バイクのタイムは自転車のおかげ。もっとしっかり練習しよう。
 
 
あっという間に楽しいバイクの時間は過ぎ、ランへ。
走り始めて太ももが両脚とも攣り、ペース維持が厳しい状況に。けれど、UTMFに比べたらあっさり終わるし、トランスカルに比べたら路面はアスファルトだし、と全然焦る感じはなし。
トレイルランやると、気持ちの余裕が生まれますね。過酷なレースばかり経験した賜物(笑)。
 
完全に脚が攣っても、とにかく前へ。秋田の仲間とすれ違うたびにハイタッチを繰り返し、ゴールへ。
 
土砂降りでサングラスも忘れ、バイクで目も開けられない状況だったけれど、最後のゴールはやっぱり嬉しい。
また来年もスタートに立てるように一年間がんばりまーす。
 
 
一番きつかったのは打ち上げで撃沈した翌日、朝五時半に職場から呼び出されたことだったりして…。