高橋尚子みたいに走れたら

おととい高橋尚子がマラソンを走っていて見ていたんだけど、あそこまで風を切るように走れたらどんなに気持ちがいいだろうなと思う一方で、あそこまで追い込んで身体を作り上げるだけの気力も根気も自分にはないだろうと思い、けどいいこと言ってるなとインタビューを聞いてて思った。
世間一般の流れから考えて、シドニーオリンピックなんてもはや5年も前の話なのに、なぜかアテネよりも鮮明に記憶に残っているのはなぜだろう。野口みずきも金メダル獲ったのに、なんか高橋尚子の方がインパクトあるような気がする。キャラクターかもしれないけど。
結局は高橋と野口が一緒に走るとしたら、次のオリンピックまではないと思うんだけど、なんかオリンピックで勝ったり(せめて出場)しないと、勝負弱いレッテルを張られるようなイメージがある。夢は夢として、もっとオリンピックに固執しない雰囲気のほうが好勝負が見られるんじゃないかなと。最終的にはどっちでも一緒だろうけど。
ルールってどこかで線引きをしないといけないのは分かってるんだろうけど、野球の二段モーションにせよ、フィギュアスケート浅田真央にせよ、どういうルールの解釈なのかそういう論議よりも、今だけしか見てないような印象が拭えない。
そんな論調のテレ朝のワイドショーの中で、浅田真央のオリンピック出場を特例で認めたらどうかというキャスターに、二宮清純が即否定していたのが印象的でした。
というわけで、そんなマラソンやスケートを見ながら、曲がりせんべいを食べる自分。