バザールが一週間の要かも

サフランボルに来たのは金曜日。で、2日間の滞在になります。土曜日はトルコではバザールのようで、朝から野菜や果物が街に並びます。サフランボルでもバザールやってます。
朝から早起きして、まずはヒドゥルルックの丘からの眺望を見て、その後バザールでも見ようかと思って出かけました。サフランボル(チャルシ)は小さな街なので、歩いてどこへでもすぐ行けます。
バザールがまだ始まらないっぽいので、まずは丘を登ることにして狭い道をどんどん上っていくと、出たー!という感じの素晴らしい景色。
これが見たかったんです。


古い街並みに、野菜の赤や緑が映えます。絵になりますね。雨じゃなかったらもっと良かったのに。結局サフランボルにいる間はずっと雨が降ったりやんだりでした。雨もいいものです。ホテルで朝食後、もう一度街へ出かけて、バザールを見に行きました。バザール、やはり絵になります。

朝に会ったおじちゃんのお店に再び行ってしまい(迷った結果、通ってしまったといったほうが正しい)、そこでまた時間をすごしました。そして皮のカメラケースとスリッパを購入・・・。「ハンドメイド!」とやたら強調していましたが、いつのハンドメイドだろうか?ということも思いながら、勢いに負けた感じで購入。こんなときNOと言えない日本人だなと思ってしまいます。だんだん断る術は学んできてますが。


その後は、泊まっているチャルシから出て、オトガルのあるクランキョイに向かいました。こちらはなかなか活気がある街でした。その中で、ミニバスを降りた途端元気のいいおじさんに捕まってロカンタに入りました。チャイだけでもと思ってましたが、座ってたらナンのようなサンドをもらいました。その写真を撮ってたら、「インターネットはあるのか?ぜひうちの店を紹介してくれ!」的なことを言って、相当サービスしてもらいました。ま、約束どおり紹介しておきます。安くて美味いです。だいたいのメニューが2リラ(120円)から。ひげの陽気なおじさんが客引きしてるので分かります。クランキョイのサフランタット(お菓子ロクムの名店)の隣の「メルケズ」という店です。おじさん、約束守りましたので!



その後は街をブラブラして、午後からチャルシに戻ってカイマクラルエヴィという伝統民家のミュージアムに行きました。大きい建物で、日本人ツアーの団体客が大勢来てました。そこでサフランボルの写真集でもあれば買おうかなと思っていましたが、良いのが見つからなかったのでCDを買いました。


街をまた巡りながら、雑貨屋のおじさんや宝石店のお兄さん、ロクムのお店をまた訪ねて会話。最終的にお土産的なものはサフランボルでだいぶ揃えました。
しかしサフランボルの人は本当に一生懸命で、日本語を覚えようと頑張ってくれてます。雑貨屋のおじさんも宝石店のごお兄さんも一生懸命に話してくれます。自分たちもトルコや日本のいろいろな話をして楽しい時間を過ごせました。
子供たちも超元気!


夜は宿近くのレストランへ。ギョズレメというトルコの伝統料理をおばさんが焼いてくれました。ギョズレメはイスタンブールで食べたんですが、そのときの印象が悪かったので敬遠していて、しかしここでのギョズレメは美味かった。おばさんも親切で一緒に写真をとったり、居合わせたトルコの人も英語で話してくれたりして、いい夕食でした。


そしてトルコといえばトルコ風呂・・・、まあハマムですが、サフランボルのハマムに行ってきました。ハマムに行くならイスタンブールサフランボルしかないだろうということで、サフランボルのほうが安いだろうしゆっくりできるんじゃないかという判断で、サフランボルのハマムへ。
ハマムはサウナみたいな感じで浴槽はありません。サウナで汗をかいた後、あかすりとマッサージをやってくれます。あかすりは肌がデリケートな自分には悩むところだったのですが、もう二度とする機会もないだろうし、薬でなんとか肌は調子よくなるだろうし、と思い直してやってもらいました。意外に自分で体を洗うと力の入らない部分(手足の内側とか)をこすってもらうのは相当気持ちよかったですが、やはりちょっと自分の肌にはきつかったかな。マッサージもあっさりしていてこんなものかなあという印象。
一番感動したのは、バスタオルを頭に巻くアラブっぽい巻き方をしてもらえたことです(笑)。これで30リラ。地球の歩き方とは違いました。観光客値段かもしれません。


帰ってきてからはロシアで買ってきたスペイン産赤ワインをようやく開栓。ほぼ一人で飲み干しました。こっちでかなり飲みまくってます。だいぶ馬体重増という感じです。