ゴールの先に見えるもの

先週末は、土曜日の勤務終了後に秋田でトライアスロンの練習会に参加しました。
まずはバイクで高尾山へ。岩城方面から登っていくけれど、途中の坂で追い込みすぎて死にそうになりました。けれど追い込んで脚が死んでからさらに脚を動かし続けるなんてトレーニング、いつやったっけ?と思うくらい久しぶり。エネルギー切れなのかどうか分からないけれど、久しぶりに刺激的な練習になりました。
が、おかげでランニングでは脚が攣ってギブアップしてしまいました。ベケンさん&怪人さんにもついていけず、力の差を実感いたしました。そのあとイソザキさんと合流してゆっくりラン。
終了後の焼肉&ビールも楽しく飲み、自分はそのまま夜行寝台列車で東京へ。皆さんありがとうございました!


そしていよいよハセツネ試走!死なないように明るいうちの試走です。
武蔵五日市駅からバスで移動し、まずは都民の森をスタート。一緒のNara先輩とスギヤマ先輩もスタート。

少し登って鞘口峠からハセツネコースの後半部分を進みます。岩場や崖沿いの道がけっこう多くてびっくりしますが、みんな元気に疾走。

途中での絶壁のような急坂では心が折れそうになりましたが、四つんばいで登るのもなんか楽しい。余裕はなくさないように(なくしたら崖から落ちそうなので・・・)、3人で叫んだり歌ったり。下はその急坂のところ。

大岳山の鎖で登る崖部分もクリア!けどこれ本番は夜なんだよな・・・、大丈夫でしょうか・・・。

途中で何度か道に迷うものの、なんとか大丈夫。一回本当にやばいとこに入っていきましたね。おそらく以前にも迷った人がいて、その足跡でみんな迷ってついていき、それが迷い道になっていたものと思われます。山ってやっぱり恐いですね。1人だったら絶対無理でした。


途中で一度足首をひねったもののそれはたいしたことはなかったんですが、中盤で膝が伸びきったまま着地したため、その衝撃で痛めたらしい右膝が後半うずきました。痛みって時間差でやってくるんですね。最後の数キロではアスファルトの下りで走れず苦労しました。
といってもあまり山を走ってない自分にとっては、とても良いトレイルを走る練習になりました。どんなところを走るのかイメージもわきました。後半の金比羅尾根はすごい気持ちよく走れましたし、あれくらいの緩やかさなら夜でも大丈夫そう。やっぱり要注意は中盤でしょうか。夜で集中力も眠気もピークの深夜帯の中盤。


前半部分の試走も行きたいんですが、今日残っているダメージを考えると100kmマラソンもあるし厳しそう。次は本番かもしれないので、怪我をしないこと第一で、と思います。
今日本屋でこんな本を読みました。

山で死んではいけない (別冊山と溪谷)

山で死んではいけない (別冊山と溪谷)

自分自身、その危険さを常に第一に考えて走りたいと思います。
ゴールの五日市の建物が見えてきたときは本当に嬉しかったと同時に安心感がありました。山の中で自然を感じることは気持ちいいことだけど、人里がやはり人間の住むところなんだろうなと、そんなことを感じました。
本番のゴールで何をまた感じるか、それを得るためにも安全にケガなく楽しんで来たいと思います。


いろいろ考えることはあるけれど、やっぱり楽しかったので、しっかりと準備をしてスタートを迎えたいです。
一緒に走ったNara先輩&スギヤマ先輩ありがとうございました!