プロフェッショナル

NHKの「プロフェッショナル」という番組でスジ屋という仕事の人が出るよ、と妻からメールが来たので、昨日の夜見ていました。
いろいろなことを考えながら、1時間ずっと番組を見ていました。
見ていて自分と重なる部分がかなりあって(仕事内容だけではなく)、自分が何を望むかよりも自分が何を行うか、そんな一歩踏み出すことの難しさ、自分に欠けているものは何だろうか、刀の切先を喉元に突きつけられているかのような気分でした。
別に仕事のことだけではなく、とにかく自分が今ベストを尽くせるか、その一点だけを見つめて行かないといけないなと思いました。


なぜか分からないけれどいつの間にか、空振りするのを恐れて振りに行くのすら躊躇している自分がいます。
空振りしてもいいじゃないか、と大学のときは考えていたはず。「100枚の図を作っても1枚使えるかどうか」と、それほど傾倒していたわけでもない教官から言われた一言が今でも脳裏に焼きついているけど、いつの間にか使える図を作る確率を上げようとしている自分、100枚も図を作るのを面倒くさがっている自分、そんな自分に気づきます。
まだまだだなあ、自分。
どこに続くか分からない道を歩くのも楽しいだろうなあと、そんなことを考えました。


ところで、NHKの番組で「プロフェッショナル」と「スポーツ大陸」は制作が似ていますね。けっこう好きです。